INTERVIEW

社員紹介
S.E.
VOLUME 10:

社内と仕入先の間に立ち、
双方が納得する
部品調達を目指して。

PROFILE

S.E.

生産管理部資材課 2015年新卒入社
経済学部経済学科

CHAPTER 1

携わるのは社内の
ほとんどの製品。
部品が納品されるまで
ひたすら追い続ける。

CHAPTER 1

9名が所属する資材課で、新製品に使用する部品の調達を行っています。部品の調達には大きく分けて2つあり、1つは成型品や金属、鋳物、バネ、メッキなどの機構系、もう1つはUSBメモリや電線、基盤、液晶などの電気系で、後者は既存のメーカー品を調達する仕事です。

私は機構系の担当ですが、機構系の中でもさらに素材によって担当が分かれており、今は主に樹脂の成型品を扱っています。ポータブル式の検知器は外側がほぼ樹脂でできているため、携わるのは社内のほとんどの製品。新商品の開発が決まると、設計を行う部署から図面と目標価格などのデータ一式が送られてきます。それをもとに仕入業者を決め、部品の納品が完了するまで仕入先とやり取りするのが資材課の主な仕事の1つです。

CHAPTER 2

言ってみれば
開発にも携われる仕事。
自分たちのひと踏ん張りが
良い製品づくりにつながる。

CHAPTER 2

やりがいは、最先端のところで仕事をさせてもらっていると感じるところ。資材課では、部品の調達にあたって設計部門から送られてきた図面とデータを確認し仕入先へ展開します。

図面には、製品の色、形、素材をはじめとしたさまざまな情報が書かれていますが、中には難しい要求事項があることもあります。仕入先と一丸となって対応策を検討し、納期や価格の相談をするのが私たちの仕事。見積もり、金型、試作品と段階に応じて仕入先と進捗状況を確認し合いますが、私のような人間でも製品開発の一端を担えているということを実感します。

このような外部とのやり取りは日々発生するので、そこが面白くもあり大変でもあります。

CHAPTER 3

常に仕入先と一心同体であれ。
相手の状況を汲んだ解決策で、仕入先と会社の橋渡しに。

CHAPTER 3

資材課は仕入先との唯一の窓口なので、常に仕入先と一心同体であることを心がけています。要求事項が厳しいものであったとしても、我々は最後の最後まで仕入先の味方であり続ける。たとえば大幅な値下げ交渉依頼があり、それをそのまま仕入先に伝えるのでは何の解決にもなりません。

我々は仕入先の状況を汲んだ上で解決策を提示する。それがこの仕事の面白いところですし、そうしないと次につながりません。常にWIN-WINの関係を意識します。

理研計器という会社は、お客様のニーズに対して何とかしようと全力で取り組む会社です。それがたとえ無茶な依頼だったとしても、どうにかしようと会社全体が実現に向けて動くのが理研計器の良さで、誇るべきところではないでしょうか。

キャリアパス

入社1年程度まで

先輩方に仕事のイロハを教わり、担当業者がいない状態でフォローに徹する。

2年目

徐々に担当をもたせてもらえるようになる。

3年目~現在

担当する仕入先や業種が増え、先輩方と同じような仕事ができるように。

私のオフタイム

会社の近くに住まいがあるので、定時に帰れば18時には寝れるような環境ですが(笑)、1人で飲みに行くことが好きなので、毎晩のように世代も職種も異なるいろいろな方と交流を深めています。オフは自由気ままに自分の時間を過ごしているので、仕事になると頑張れるのかもしれません。美味しいものがあれば新幹線に乗って1人でフラリと食べに行きますし、こうした息抜きの場があって本当に良かったと思います。