製造部製造一課の仕事は大きく2つあります。1つが初期ロット試験という新製品の量産のための性能試験を行うこと、もう一つが既存製品を担当し、営業から発行される製造依頼書に基づき仕様をカスタマイズするものです。私は現在、先輩社員のアシスタントとして初期ロット試験を担当しています。
製品が量産工程に入る前には、製品開発部門から仕様や設計図、必要部品が送られてきます。これを実際に一から組み立てて、必要な性能を満たしているか、組み立て作業で改善するところはあるかなど、様々な観点から細かくチェックをしていきます。神経を使いますしプレッシャーもあります。それでも発売前の新製品に携わり、その製品が世に出て行く過程を見られるのはおもしろいところですね。