所属する検査課は、部品の検査を行うグループと、完成した製品の出荷検査を担当するグループに分かれて業務を行っています。私は出荷検査のグループで、出荷前の製品に対して最終検査を行ったり、お客様立ち会いのもとで仕様を確認する立会検査を担当しています。
検査と言っても、ベルトコンベアに流れてくる大量の製品を目視でチェックして、不具合を見つけるような方法ではありません。出荷検査で求められるのは、お客様の希望する仕様通りになっているかということ。
当社の製品は一品一様で、検知するガスの種類や用途によって仕様がまったく異なります。そこで検査課では、お客様と取り交わした書類と製造担当者が出力したデータを見比べ、相違がないかを1つ1つ確認していきます。