ガス検知器などの計測機器や制御機器の設置工事を計装工事と言います。計装エンジニアリング課ではそうした計装工事のプラン設計や管理を行っています。具体的には、お客様のご要望に沿いながら監視システムを選定し、各機器や制御盤の配線などを設計していきます。現場でのケーブル敷設、ガス検知器設置等は協力会社が、システム制作は別の課が担当しますが、それらの工程管理も仕事のうちです。

私は前職でもプラント施工会社で計装設計、計装工事を担当していましたが、当社のようなメーカーだと半導体工場や発電所など、様々な業界の現場を経験でき、違いを感じますね。自分が机上で練り上げた計装・監視システムが、現場で機能していく様子を見ることができるのは、本当に面白いところです。

転職してから日が浅いので、今は先輩について一緒にプロジェクトに携わらせてもらっています。最近、小さな案件ですが全部を任せていただき、一人で無事に立ち上げを終わらせることができました。当社にはいくつも製品があるので、何十分の一かもしれませんが、自信になりましたね。

また前職と大きく違うのが、理研計器には自前の監視システムがあるところです。自社システムですので、システムを実装して終わりではなく、実装後の調整までこちらで行う必要があり、いま私が一番勉強してなくていけないところです。

まだまだ経験が必要ですが、その中できっといろいろ成長できるとも思っています。

今はとにかく基礎的な部分の経験と知識を身につけて、小さな案件でも一人でこなせるようにしていくのが私の挑戦です。

分からないことがある時はよく課内で質問させてもらうんですが、本当に丁寧に分かりやすく教えていただいていまして、質問しやすい社内の雰囲気にも助けられています。ですから早く経験を積んで、いずれは自分がそのように他人に教えてあげることができるようになりたいですね。

様々な業界で仕事ができるところを魅力に感じて入社しましたので、ゆくゆくは食品など未経験の業界の、大型プロジェクトも担当できるように頑張っていきたいなと思います。