INTERVIEW

社員紹介
S.A.
VOLUME 03:

営業でも技術でもない
視点が拓く可能性。
製品企画として
ものづくりを支える。

PROFILE

S.A.

営業技術部営業技術課 2012年新卒入社
学芸学部国際関係学科

CHAPTER 1

製品の誕生から
販売終了後の対応まで
営業、技術と三者一体で
担当する製品企画。

CHAPTER 1

営業技術部に所属する営業技術課は、製品の技術サポートや広告宣伝、そして製品企画を担当しています。技術的な問い合わせに対応することが多いため理系出身者が多い部署といえます。

私は主にポータブル型ガス検知器の製品企画を担当しています。製品企画というと初期段階のイメージがあると思いますが、当社では製品の誕生前から販売終了後の対応まで、製品のライフサイクルすべてを担当します。

具体的には、営業と開発部隊の間の意見調整を第三者的な立場で行いながら、市場のニーズをとりまとめ、製品の仕様を決めていきます。またプロジェクトの進捗管理や取扱説明書・カタログ類の作成も担当し、製品発売後は広告宣伝、販売後の問い合わせ対応、販売終了後の対応まで行うことになる、息の長い仕事です。

CHAPTER 2

急な通訳を頼まれて戸惑うも、
自信と仕事への意識の変化が
生まれる結果に。

CHAPTER 2

入社2年目の時、海外のエンジニアによる技術説明に同席したことがありました。通訳をする予定の担当営業が遅れて始められず、急に上司に言われて私が通訳をすることになったんです。

英語は学生時代から少し使えたものの、日本語でも分からないような内容を、大勢の前で通訳するなど、とても戸惑いました。それでもその場を少しだけ繋いで、途中から戻った営業の力も借りて無事に終わらせることができました。その時に、目が覚めたと言いますか、やる気スイッチを押してもらって、自分の姿勢次第で何でもやらせてもらえるんだということに気づいたんですね。それまでは失敗や間違いで恥をかくのがイヤで新しい事に踏み出せなかったのですが、これが自分の仕事への意識のターニングポイントになったと思っています。

CHAPTER 3

海外ニーズを
直接つかみ取るために
英語でのコミュニケーション力
向上に挑戦中。

CHAPTER 3

私の今の挑戦は、英語でのコミュニケーション力の向上です。そのために現在会社の制度を利用して毎日オンライン英会話のレッスンを受けています。また海外販売店との会議にも参加させてもらうなどして、英語でコミュニケーションを取れるよう特訓中です。というのは、今後は海外での販売がさらに重要になるのですが、これまでは海外のお客様のご要望を私が直接ヒアリングする機会がなかったんですね。これからは海外子会社や販売店のスタッフと直接コミュニケーションをとってニーズを聞けるようにしたいんです。

お客様のご要望を、きめ細かく製品の機能やバリエーションに反映させてきたことが、当社のものづくりの特徴ですので、コミュニケーション力を伸ばして海外のニーズを直接ヒアリングし、次の製品企画に活かしていけたらと考えています。

キャリアパス

1年目

営業技術課に配属され一般的な事務業務を担当。

2年目

MRD(※1)室に配属になり、自社にない技術を使った海外製品等を仕入れお客様に販売する業務を担当。(※1) MRD…Market Research Developmentの略

3年目~現在(※2)

営業技術課に戻り、グローバル戦略製品GX-3Rのプロジェクトチームの一員に。製品企画として企画段階から開発に携わる。

(※2) 7年目(産休・育休期間)

産休・育休合わせて1年間休職。復帰後は、仕事の効率に気を配り、仕事と子育てを両立中。

私のオフタイム

私のオフタイム

子どもはもうすぐ2歳になるのですが、仕事に復帰するために、最初に子どもを預けたときの娘のさみしそうな顔がどうしても忘れられなくて、休みにはできるだけ、一緒にいるようにして、やりたいことは全部やらせてあげるようにしています。また仕事への取り組み方もだいぶ変わり効率よく仕事ができるよう集中するようになりました。

産休育休はあわせてちょうど1年間いただきました。休みを取る前はイヤな顔をされないかなと少し不安でしたが、全然そんなことはなく、周りの同僚からもいろいろ気遣っていただいています。勤務体系的にも1時間単位で有休が使えたり看護休暇があるので、子どもが急に熱を出したというような時にも助かっています。