INTERVIEW

社員紹介
Y.T.
VOLUME 05:

研究分析を通して
製品の性能向上に貢献。

PROFILE

Y.T.

研究部研究一課 2019年新卒入社
理工学研究科化学系専攻

CHAPTER 1

より幅広い環境で使える
新しい検知器のために。
センサ改善の基礎となる
触媒研究を担当。

CHAPTER 1

私の所属する研究一課では可燃性ガスを検出するセンサの研究開発を行っています。私は現在、主にセンサで使う触媒の改良のための分析を担当しています。ガス検知の精度に関してはすでに高いレベルにあるのですが、この環境では使えないといった制約がまだあるので、この制約を減らし、使える環境を広げていくのが目標です。

研究というと、ひたすらその材料と向き合って試験を繰り返すようなイメージだったのですが、当社では製品の形に落とし込むまでが研究の過程に含まれています。製品化にはいろいろな条件や制約があり、それだけ難しい面もありますが、どう検討したら自分が求める結果が出るだろうかと考えながら分析や研究を進められる点が、一番面白くやりがいのあるところです。

CHAPTER 2

今チームに必要な事、
その中で自分がすべき事を
考えて仕事をすれば、
気持ちの入り方が違う。

CHAPTER 2

配属された当初は何をすればいいかも分からなかったので、その日行うことを毎日毎日先輩に聞きに行っていました。その頃から心掛けてきたのが、仕事は一人でするものではないので、自分の今の役割は何かを考えて仕事をすることです。

仕事では常に自分のやりたい研究に打ち込める訳ではありません。でもそういう時に、この仕事は今チームが向かっている方向性のここに必要なんだと、意味を理解することで張り合いを持って仕事をすることができると思います。

今は仕事の流れも見えてきたので、今日はこれをやろうと思いますが、他に何かありますか?と、聴き方も変わってきました。小さな一歩かもしれませんが、今はそうした小さな進歩を重ねて成長していく時かなと思っています。

CHAPTER 3

チームに役立つデータや
研究を生み出したい。
それが製品を通して
世の中の役にも立つ。

CHAPTER 3

今後の挑戦ということでは、今も行っている触媒の分析をどんどん進めたいです。いま触媒に使っている物質が様々な条件の違いでどう変化するのかといった細かな物性データを分析手法なども変えながら調べていきます。ひたすら分析を繰り返す気の長い作業ですが、そうした分析データがあると次のセンサを開発する際、改善方針を立てやすくなるんです。

私は学生の頃から働くのであれば人の役に立ちたいという思いがずっとありまして、働く人を助けられれば、結果的により多くの人に貢献できると考えて当社を選びました。働く人の安全を守るガス検知器、その性能向上につながる役に立つデータ、役に立つ研究、役に立つ触媒や材料を、これからどんどん生み出していきたいと思っています。

キャリアパス

1年目4・5月

4月中は集合研修。5月中はさまざまな部署をまわり、各部を体験しながらその仕事を学ぶ。

1年目6月~

所属部署に配属され、触媒の分析やセンサの検討などを先輩とともに担当しつつ業務の基礎を学ぶ。

私のオフタイム

私のオフタイム

研究室時代の同期と今でも仲がいいので、土日は一緒に遊びに行ったり、ご飯を食べたりしていることが多いです。みんな新社会人なので、こんな仕事を頑張っているとか、ここが大変だという話をお互いにして、自分も頑張らなきゃなと刺激をもらって、また月曜日からがんばる感じですね。ゴールデンウィークや夏休みでは、けっこう長めにお休みをいただけるので、そうした時には京都や東北など、好きな旅行を楽しんでいます。