INTERVIEW

社員紹介
K.H.
VOLUME 07:

不明な部分は
他部署にすぐ確認。
ものづくりに適した環境で
量産製品の筐体設計を担当。

PROFILE

K.H.

技術部設計課 2015年新卒入社
理工学部機械工学科

CHAPTER 1

先輩と二人一組で
プラント向けガス検知器の
筐体設計を担当。

CHAPTER 1

技術部設計課では、量産品の筐体やセンサの機構設計を主に行っています。また当社の製品は防爆規格という規格認証を取らなければならないことが多いのですが、そのための検定機関への申請や事務作業などのウェイトも結構大きいですね。特に海外の規格は英語の原文を読み込んで理解し、設計に反映させる必要があるので大変です。

現在私は、プラント向けガス検知器の設計を先輩と二人一組で担当しています。担当して2年ほどになりますが、量産試作品が完成して、品質の社内チェックと並行しながら防爆規格の認証検定を受けている段階です。ともにOKをもらえれば、後は出荷のための試験をするだけなのですが、やはりゼロからのものをつくるのは一筋縄ではいかず、苦しい部分もありますが、そこが面白いところでもありますね。

CHAPTER 2

足りない部分を
どうやって補うか?
その対処の仕方を覚えたのが
一番大きな成長。

CHAPTER 2

入社して強く感じたのが、学生時代は試験で8~9割取れれば優秀の評価をもらえますが、仕事では筐体設計のわずかなミスでも許されない厳しさです。人の安全や生命に関わる製品ですからね。また入社してすぐの頃は、自分に足りない部分をどう補えばいいかが分からなかったんですが、今は他部署や外部の専門業者に相談するなど、いろいろな対処の仕方を覚えたのが一番大きな成長だと思います。

当社では開発センターに開発関連の部署が揃っており、もし分からないところがあれば、すぐに席を立ってその分野に精通した方に聞きに行くことができます。そういう環境や社風は製品開発をする上で非常に効率がいいですし、私自身もずいぶん助けられていますので、自分も後輩からの相談にはできるだけ積極的に応じるようにしています。

CHAPTER 3

現在の仕事が終わったら
次は測定器の設計に
挑戦したい。

CHAPTER 3

今後挑戦したいことは…これを言うと、よしやらせてあげようと仕事が降ってきそうなのですが(笑)、これまで2年間、定置式ガス検知器の耐圧防爆に関わっていたので、今度は検知器ではなくて測定器をやってみたいと思っています。

検知器というのは、そこにガスがあることを知らせるのが主目的ですが、測定器は測定対象物自体を分析して仕事関数やイオン化ポテンシャルを測定するためのもので、大きく違うものなんです。ですから次は測定器の設計に挑戦してみたいですね。

キャリアパス

入社~2年目頃

最初のプロジェクト。先輩のアシストの元で既存製品の付属品を設計しながら業務の基礎を覚える。

3年目~

先輩社員と二人一組で役割分担しながら、シリーズのすべての製品を設計から評価、生産まで一通り担当する。

私のオフタイム

休みの日はだいたい路上に出ています。秋から冬にかけてはバイクでツーリング、春になったらロードバイクでサイクリング、夏はクルマでドライブと、季節によって使い分けながら楽しんでいます。社内には自転車部があるので、大会に出場する際はお邪魔して、ゲストで参加させてもらったりもしています。以前バイクで岐阜の方へ行った際は、ボロボロの酷道を暗い中走っていくうちに鹿やコウモリ?と遭遇しながら帰ることになり大変でした。でもそういう冒険感が楽しいんですよね。