技術部設計課では、量産品の筐体やセンサの機構設計を主に行っています。また当社の製品は防爆規格という規格認証を取らなければならないことが多いのですが、そのための検定機関への申請や事務作業などのウェイトも結構大きいですね。特に海外の規格は英語の原文を読み込んで理解し、設計に反映させる必要があるので大変です。
現在私は、プラント向けガス検知器の設計を先輩と二人一組で担当しています。担当して2年ほどになりますが、量産試作品が完成して、品質の社内チェックと並行しながら防爆規格の認証検定を受けている段階です。ともにOKをもらえれば、後は出荷のための試験をするだけなのですが、やはりゼロからのものをつくるのは一筋縄ではいかず、苦しい部分もありますが、そこが面白いところでもありますね。