INTERVIEW

社員紹介
M.S.
VOLUME 08:

この仕事のやりがいは
ゼロから組み立てて
いくところ。
完成まで関われることに
面白みがある。

PROFILE

M.S.

技術部技術一課 2017年新卒入社
電気電子工学専攻

CHAPTER 1

電気回路を
どう組むべきかを考え
設計している時は

時間を忘れて没頭してしまう。

CHAPTER 1

技術一課では、当社製品の電気回路関係の設計開発を行っています。

当社では、技術部門から提案し、製品化する方法の他に、お客様が希望される製品の仕様を営業が伺い、その仕様に沿って製品化を進める方法もあり、より顧客ニーズの高い製品開発に繋げています。

実際の製品開発では、私が担当する回路設計の他、ソフトウエア設計、構造設計、生産技術など、それぞれの部の担当が集まって1つのプロジェクトが立ち上がります。そのプロジェクトメンバーで、ゼロから組み立てていくというところに面白さとやりがいを感じています。途中の工程だけを担当するのではなく、最初から完成まで携われるというのはこの仕事の醍醐味ですね。

製品仕様を電気回路に落とし込む際、回路をどう組むべきかを考え設計していると、時間を忘れて没頭してしまいます。

CHAPTER 2

苦労した分成長できた、
防爆規格認証の申請。
あの時の頑張りが、
今も自分を支えている。

CHAPTER 2

これまでで最も印象に残っている仕事は、入社2年目に経験したポータブル型ガス検知器の規格認証の申請です。

当社の製品は防爆規格※という規格認証を取らなければならないことが多く、そのガス検知器も防爆規格の認証が必要な製品でした。特に、規格に定められている制限事項を守りながらの回路設計が難しく、更に検定機関への申請書の作成も膨大で、当時は、若手ということもありプレッシャーに感じたのを覚えています。

電圧は何ボルト以上にならないように、電流は何アンペア以上流れないようになど、要件を満たす回路を設計しつつ、製品仕様を満たす設計をすることに苦戦しました。また、設計に係る部分の資料を申請図面に落とし込む必要があり、それだけでも資料は20、30ページほどのボリュームに。

最終的には一定の決まりや条件の中で試験を行いますが、まずは、その規格自体を正しく理解する必要があったため、規格を読み解くところから始めました。それを経験したことで多少なりとも全体の流れを把握することができ、無事に終えた時には自分自身の成長を感じることができました。


※防爆規格:爆発性ガスや粉塵が存在する場所で使用する電気機器の安全性を保証するための規格

CHAPTER 3

幅広く製品開発に携わり

着実に経験を積むことができる

今の環境は終わりはないけど
充足感がある。

CHAPTER 3

この仕事はデスクワーク中心だと思われるかもしれません。ですが実際は、製品を前に試行錯誤する時間とデスクワークが半々ぐらいで、同じフロアにある実験室とデスクを行ったり来たりしています。スマホの万歩計は常に8,000〜9,000歩で、意外と動き回る仕事だということはお伝えしたいですね(笑)。

今は同時に複数の製品プロジェクトを担当しているので、1つが終わればまた1つ……という具合で仕事に終わりはありません。ですが幅広く製品開発に携わり、着実に経験を積むことができる今の環境にはとても満足しています。

キャリアパス

1年目

上司が設計した製品の評価を担当

2年目~現在

製品開発の主担当として、複数のプロジェクトに携わる

私のオフタイム

私のオフタイム

子どもがまだ小さいので、オフはほとんど子どもと遊んでいます。自宅は会社から徒歩10分の距離なので、家に帰ってもまだ時間があるというのはいいですね。普段は妻に色々やってもらっているので、土日や就業後ぐらいは子どもの面倒を見ようと、積極的に触れ合っています。理研計器は残業の規制がしっかりしており、サービス残業は絶対にNGと言われています。オンとオフをきちんと切り替えられるところは、魅力の1つではないでしょうか。