INTERVIEW

社員紹介
R.K.
VOLUME 09:

形状も仕様も
オーダーごとに一品一様。
多種多様なカスタム品の
設計を担当。

PROFILE

R.K.

カスタムエンジニアリング部計装設計課 2015年新卒入社
理工学部機械創造工学科

CHAPTER 1

独自の設計が必要な熱量計。
そのカスタム品の設計に
取り組む。

CHAPTER 1

当社の製品には、標準品と呼ばれる量産製品と、お客様の要望にお応えして少数だけ製作される特殊なカスタム品とがあります。

カスタムエンジニアリング部は、このカスタム品を扱っており、私の所属する計装設計課では主にガス検知器周辺の設計を行っています。例えば、センサが正常にガスを測定できるよう対象ガス中のごみや湿気を取り除いたり、圧力を適正に調整するなどの前処理工程の設計が中心です。

私自身はガス検知器の他に熱量計を使用する設計を多く担当しているのですが、対象ガスが高圧であるためガス検知器とは異なる特別な設計が必要なのが大変なところです。

「一品一様」なカスタム品の設計は難しいところもありますが、苦労して作った製品が活躍しているのを見ると、とてもやりがいを感じますね。

CHAPTER 2

トラブル対応の経験を通して
お客様から寄せられる信頼と
その重さを実感。

CHAPTER 2

私たちの普段のやりとりは営業と行うことがほとんどですが、その先のお客様を意識することを忘れないよう心掛けています。

以前、現場に納めた製品でトラブルがあり、復旧対応を一人で任されたことがありました。まずお客様のところにうかがって状況の確認と対応手順をご説明し、復旧に必要な部材手配も行って無事に復旧工事を終わらせることができました。お客様の前に立つことで自分達の製品の役割の重さをより強く知ることができ、非常に貴重な経験だったと思います。また、迷惑をかけたのはこちらなのですが、最後にお客様からお礼の言葉をいただいて頑張ってよかったなと思いました。この経験は忘れないようにしたいと思っています。

CHAPTER 3

業務効率化を目指して
カスタム品のパターン化に
挑戦中。

CHAPTER 3

カスタム品を扱う部署ということもありますが、設計的な根拠がしっかりしていれば、新しいことでも試させてもらえる社風だと思います。

いまの挑戦としては、私たちが設計しているカスタム品の標準化を試みています。やはり引き合いの度にお客様の要求に100%沿った設計をしていると、時間がかかり過ぎてしまうので、よくオーダーされる内容をある程度パターン化し、標準化することで業務の効率をよくしようという取り組みです。

また今後の挑戦としては、熱量計への要望が国内だけではなく、海外からも増えており、要求内容も高度になっているので、そうしたオーダーへの対応も行っていきたいですね。

キャリアパス

1~2年目前半

補助業務主体。先輩社員の補助業務をやりながら、仕事の流れや基礎を学ぶ。

2年目後半~4年目

難易度の高くない案件から徐々に任されるようになり4年目には一人である程度設計を完了できるように。

4年目後半~現在

より難易度の高い仕事も一人で任されるようになる。様々な工業規格も自分で解釈して対応するように。

私のオフタイム

私のオフタイム

釣りが好きなのでお休みには、よく釣りに行きます。最近では部の先輩と三浦半島の三崎港、城ヶ島に行ってきました。その時は釣果がありませんでしたが食べられるサイズの魚が釣れれば持って帰って、動画配信サイトを見ながら自分でさばきます。少し前にはアジが釣れたのでさばいて食べました。あまり身がないように見えましたが、ちゃんと味がして美味しかったですね。

当社には釣り部もありまして、まだご一緒したことはないんですが、なかなか楽しそうな話も聞きますので、いずれ参加するのも楽しいかなと思っています。