海外出向者(駐在)も含めると総勢20名の部署で、理研計器の製品を世界に販売する仕事を行っています。海外の販売店や子会社に向けての見積り作成、注文、出荷などが主な業務で、海外に出張して現地で営業を行うこともあります。
海外営業部では、海外に向けて自社製品の販売を行っています。数年前から積極的に留学生の受け入れを行っているという海外営業一課に、部署内の様子を伺いました。
2002年入社
2013年入社
2018年入社
2018年入社
海外出向者(駐在)も含めると総勢20名の部署で、理研計器の製品を世界に販売する仕事を行っています。海外の販売店や子会社に向けての見積り作成、注文、出荷などが主な業務で、海外に出張して現地で営業を行うこともあります。
私はアシスタントとして海外営業のサポートを行っていますが、営業担当がまとめた商談をもとに、製品を海外に出荷する際の通関書類の作成、販売した商品の売上管理、それに伴う海外代理店との連絡などを行っています。社内には、日本、中国、マレーシアの3ヵ国の社員が在籍しているので、違う文化背景を持った方々と触れ合うことで自分の知らない知識がどんどん蓄積されていきます。それがまた自分の力になっていくのが面白いですね。
私は中国出身ですが、社内に多種多様な考えを持った人たちが集まっているところはいいですよね。社外では、ロシア、ベトナム、タイ、インドなど、いろいろな国の方とお会いしたり、現地に行って商談をする機会も与えられているのでやりがいを感じます。
海外営業一課では、入社して1年経たずに海外出張に行かせてもらったり、早い段階から仕事を任せてもらえます。責任感を持って仕事に向かうことで、自分自身の成長につながるのはいいですね。
日本企業は堅くて、上司がいつも怖い顔で怒っているようなイメージがありましたが(笑)、理研計器に入ってそのイメージは覆されました。ある程度覚悟して入社したのに、予想に反して皆さんとても優しく、上下関係も厳しくありません。部長や課長とはいつも冗談を言い合いながら会話できるので、仕事をする上でとても助かっています。
それは私も同じように感じています。就活の時にいろいろな先輩たちに日系企業は厳しい社風だと言われましたが、実際に理研計器に入ってその話は本当だったのかと疑問視しているほどです(笑)。もちろん私たちが働きやすい環境を皆さんが作ってくれているからですが、プライベートな相談もしやすく、風通しが良くて働きやすいですね。
風通しを良くすればネガティブな情報も聞けるじゃないですか。なので部下とはなるべくフランクに話すようにしています。我々は少ない人数で世界をカバーし、なおかつすぐにお客様のもとに出向くことができない環境にある。ですから正確な情報を仕入れ、いかに早いスピードで物事を解決するかが重要です。また、慎重な対応が求められる案件に対しては、各々の困りごとをいち早く把握する必要があります。そのためにも、なるべくオープンな雰囲気は心がけています。
ここ3、4年で外国籍の方を積極的に採用するようになりましたが、以前にも増して和気あいあいと仕事ができるようになって、格段に働きやすくなりましたよね。いい意味で、日本人にはないゆるさに影響されているというか。私は中国を担当していますが、今まではどうしても日本人対中国人というやり取りになってしまっていました。でも中国籍の方が増えて同じ国籍の方同士のやり取りが活発になったことで、代理店や現地との関係も良い方向に進んでいると感じます。同じ中国担当のC.W.さんには、中国語も教わるなどして助けられています。
いろいろな国籍の方が、尊重し合いながら仕事をしているという感じですね。今いる外国籍の方は皆さん本当に日本語が堪能なので、その時点でみんなが一目置いているというか。専門用語も交えながら日本語を使って仕事をする姿を見て、日本人スタッフたちは刺激を受けています。
うちの部署は海外とのやり取りがメインなので、時差の関係で午後から特に忙しくなります。そこで朝の時間帯を活用して、毎日1つのテーマを掲げて製品の知識を深めたり、市場の動向について意見を交わす朝活を行っています。
朝活ではそれぞれの知識や経験を発表してシェアしますが、こういった場を作ってくれた上司には感謝しています。周りの質問に答えていくうちに、自分の力が少しずつ伸びていくのを感じますから。
同じ製品について何度か意見交換をしても、毎回新しい知識が得られるんですよね。今朝の朝活では下期と上期の目標を発表しましたが、先輩のアドバイスによって目標がより明確になり、いい機会になりました。深掘りされることで生まれたアイディアが違う案件につながることもあるので、朝活は非常に役に立っています。以前出張前にプレゼン会議をやってもらったこともありますが、そこではみんながお客様役になって質問したり、ダメ出しをしてくれました。
そういう場には、私のようなアシスタントも参加させてもらっています。みんな「売り上げを上げるぞ!」という営業ならではの熱い部分もあるので、活気があるなと感じます。
会議は時間が取られるのであまり好きではありませんが、アシスタントの方もいい考えを持ってくれているというのが分かってきているので、月1回の全体の情報交換など、そういう場は積極的に作っています。
オフィスの中だけでなく、就業後に飲みに行って気軽に話せるのも海外営業一課のいいところですよね。最近周りでは中華の食べ歩きが流行っていて、私が皆さんをお勧めの中華料理屋にお連れしています。
C.W.さんは、私たち日本人だけでは知り得ないような、暖簾をくぐればそこは中国かと思うような店に連れて行ってくれるんですよ。海外営業部で何軒か御用達の店があるぐらい(笑)。そうやってお互いの国の文化を自然に知りながら、私たちは日々業務に勤しんでいます。