AIを活用した危険物の現場検知技術の開発に向けた共同研究について
AIを活用した危険物の現場検知技術の開発に向けた共同研究について
~有害なガスなどの危険物検知技術において検知正答率30%向上、解析時間の大幅な短縮に成功~
株式会社JSOL(代表取締役社長:中村 充孝、以下JSOL)と科学警察研究所(所長:橋本 良明、
以下科警研)、理研計器株式会社(代表取締役社長:小林久悦、以下理研計器)の3者は、「AIを活
用した危険物の現場検知技術」について、2016年5月より検討をすすめてきました。
その結果、有害ガスなど危険物のサンプルデータに、AI(ディープラーニング)による解析を適用
することで、従来比約30%の検知正答率の向上、および従来は人が判断していた、判別アルゴリズム
構築の際のパラメ―タ決定や特徴抽出などの作業をAIが代替することで解析時間が大幅に短縮すると
いう結果が認められました。
今後、3者は、さらなる技術検証を進め、AIを活用した危険物の現場検知技術について、共同で開発
を進めていきます。本共同研究をもとに有害ガスなどの危険物を検知する技術にAIを適用し、高精度
かつ短時間で処理可能な検知技術の構築を目指します。
⇒共同研究の詳細について