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大気中光電子収量分光装置『AC-2Sシリーズ』発売のお知らせ

  

 理研計器株式会社(本社:東京都板橋区)は、大気中光電子収量分光装置 AC-2Sシリーズ
(AC-2S/AC-2S Proα/AC-2S Proβ)を開発しましたのでお知らせいたします。
   初号機「AC-1」が発売されて35年が経過し、ACシリーズは材料研究の分野で長きに渡り
研究者のニーズに応え続けてきました。昨今は、脱炭素社会に向け、水素エネルギー及び
再生可能エネルギーの普及のため、かつてない高性能な材料のスピード開発が要求されています。
当社はこれに応えるため、大気中光電子収量分光装置のさらなる新しい価値創造をめざし
AC-2Sシリーズを開発しました。

【新製品の特長】
 <AC-2S>
 ・真空状態にする必要がなく、大気中で簡単に測定可能なため、短時間で多くの
  材料測定が可能。
 ・小型・軽量化(従来比:設置面積:約21%削減/質量:約38%削減)を実現。
 <AC-2S Proα >
 ・新光源のレーザ励起プラズマ光源(LDLS)を搭載し、長寿命(従来比:約10倍)・
  大光量(2500nW)。
 ・大光量を必要とする粉体や、低エネルギー(2.0eVまで測定可)での測定が必要な
      新材料の測定に対応。
 ・ヒーターにより最高100℃での測定が可能であり、材料の温度による特性変化を
  把握できます。
 <AC-2S Proβ >
 ・新光源のレーザ励起プラズマ光源(LDLS)を搭載し、長寿命(従来比:約10倍)。
 ・半導体など小型材料の測定のため小スポット(~0.4mm角)測定を可能としました。
 ・ヒーターにより最高100℃での測定が可能であり、材料の温度による特性変化を
  把握できます。

【主な用途】
  電子デバイス産業、エネルギー産業、研究所、大学など

【販売開始】
  2021年4月16日

【出荷開始予定】
  2021年7月末

▶『Datasheet』(印刷用PDF)
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